HDFuryX4は、3Dfuryという名前で2012年に発売され、アナログ/デジタルディスプレイ/プロジェクターに3Dを追加するという素晴らしい技術を世界ではじめて提供しました。
それから3年後の2015年に現在の出荷バージョンであるHDfuryX4(Scaler対応HDFury4)が発売されました。HDFuryX4は、HDMI 1.4およびFullHDまでの解像度で完璧なスケーリングとフレームレート変換を実現しています。
初期リリースから6年後の2018年、なんと、HDfuryX4はHDRをSDRに変換可能にしました。
HDFury4には高い汎用性があり、時間の経過とともに、世の中のニーズにあわせてファームウェアを更新することが可能です!
3DFuryのユーザーは3Dが話題の間に新しい3Dディスプレイのコストを節約することが出来ました。後に、HDMIソースを最大限の機能ですべてのモニター、TV、プロジェクターで使用できるようになり、HDRキャプチャカードを使用する必要はありませんでした。
HDRからSDRへの変換(HDR SDR変換)の難しさは、HDR PQ信号のSDRドメインへのアルゴリズムマッピングではなく、単にHDRをPQ形式で変換した場合でも、実際には同じに見えないという点です。
HDRテレビのHDRモードは異なるテレビの場合、統一されていないため異なる処理を行います。
そのため、異なるHDRテレビではそれぞれ画像が若干異なって見えます。
別の観点から言えば、HDRテレビで見られるものは、SDRに変換したとき、HDR映像がすでに異なっているため、異なる1080p画面では同じようには表示されません。
また、HDRソースはそれぞれ異なる明るさに対応しています。
1100や1400に対応しているものや、4000または10000nitに対応しているものもあります。
通常のSDRは300nitsです。
したがって、変化するソースの明るさを300nitsに変換してスケーリングすることも難しく、時々画像が暗くなったり、明るくなることがあります。
これらすべては、PQ変換に加えて非常に複雑な色処理を必要とします。
Team HDFuryはそれをやり遂げました。
以下の映像キャプチャーをご覧ください。
すべての画像はPS4 4k60 422 12b 600MHz HDRからのものです。システムをHDRに保つためにゲームを一時停止し、メニューを表示しています。
上のキャプチャー画面は、HDFuryVertexで1080p604:4:4 12bit HDRにダウンスケールしたものです。こちらの映像では、すべてのHDRに関する設定が失われており、最適ではないことが分かります。強い明るさ/コントラスト/トーン/その他の調整があれば、この画像をより良いものにするでしょう。SDRテレビでHDRを表示した場合、すべての明るさが300~ターゲット(1400/10000)間のため、綺麗に表示されません
上の図は、2番目の画像と同じ1080p信号ですが、HDFury4Sの新しいアルゴリズムを使って処理しています。
以下のビデオでは、リアルタイムでHDFury4Sのボタンを使用し、使用可能なプロファイルを選択しています。
Vertexユーザーは、HDFury4Sと組み合わせることで、4K HDRからSDRへの変換が実現できますが、HDRからSDRへの変換は、HDFury 4K Diva にも搭載されています!
HDFury 4K Diva では、単体で4K HDRの映像を 1080p SDRに変換可能です。
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